ゼルダBotWをトゥルーエンドでクリアしました。ゼルダシリーズで初めて最後までプレイした作品となりました。
不満点は若干あるものの神ゲーでしたね。
私がICOとワンダと巨像に望んでいた続編がまさかゼルダというタイトルで出てくるとは思いませんでした。
以下、ネタバレなしで感想をかいてきます。
私のオープンワールド歴は思い出せる限りでは以下のような感じで、
・BurnoutParadice(車)
・TestDrive(車)
・新しいほうのNeed for Speed MostWanted(車)
・The Crew(車)
・Elite Dangerous(宇宙船)
・No Man's Sky(宇宙船)
・Just Cause体験版(人)
・ゼノブレイド(人)
・ドラゴンズドグマonline(人)
・ダークソウル1、2(人)
人を操作する系のオープンワールドはあんまやったことがないので、あんまりほかのゲームと比較とかはできないのですが、最後までプレイしきったことのあるOWのゲームはNFSMW、NMSぐらいで、そしてそれらの作品よりも圧倒的密度の体験でゲームプレイを終えたこの作品のクオリティは他と比べると格別に高いと感じました。
うん、最初から最後まで体験の密度感はオープンワールドのそれとは思えませんでした。
また過去のゼルダ作品もいくつかプレイしてるのですが、大体どの作品も序盤であきるのです。どうもやらされてる感があって、だめなのです。名作といわれている時のオカリナはクモの巣を焼き払ったところであきました。そんな私が最後までプレイできたのは、やはりオープンエアーの開放感がそうさせたのでしょうか。「やらなくてもいい」という選択肢があることは重要なのです。やるけど。
楽しかったところは以下のようなところ。
・祠が楽しい
Portal的なステージクリア型3Dパズル。(一部はアクション。)
3DパズルとしてはPortalのほうが圧倒的に優れていると思いますが、十分に面白いです。
・探索が楽しい
この作品、主人公のリンクが見つけなきゃいけないものがそれはもうたくさん世界にちりばめられてるんですよ。
それらを探してあっちいったりこっちいったりが楽しいです。
たとえば祠を探すのもそのうちのひとつですし、メインクエストではリンクの失われた記憶を取り戻す景色を探すミッションがあったりします。
探索の途中できれいな景色を見つけたりして、おおっってなってついスクショをとることが多いです。
ちなみに、True Endを迎えた時点で達成率が19%ちょいでした。途方もない・・・。
桜やー!
・アクションがそこそこ楽しい
大味ではあるもののそこそこ楽しいです。私にはこれぐらいがちょうどよいかも。
序盤に強敵のライネルに勝てたときの達成感はなかなかでした。
・ワールドのレベルデザインがすごい・・・
この広さの世界でレベルデザインできるものなのかと、さすがにちょっと驚きました。
どこに言っても任天堂の手のひらの上で転がされてる感覚。おそろしい。
だめだと感じたのは以下のようなところ。
・アクションのダメージ周りが大味すぎる
序盤は赤いボコブリン以外はだいたい一撃死する・・・のはまぁいいんですよ。アクションが要求されてるんだなってわかります。
ただ、後半になってハートが増えてきたり、回復アイテムがいっぱい確保できるようになると、一気に大味になってしまいます。
ハートの数は多くても6個ぐらいまででとどめておいて、もてる回復アイテムの数もちゃんと制限して、その中で調整してほしかったなという印象です。
アクション性を最後まで求めるなら、ハートの数を縛るか、回復アイテムを縛るかしたほうが楽しめるかもしれません。
・雨降りすぎ
移動が大きく制限されるのでいらいらする。もっと稀ならいいんですけど。
雨いえーい
・ボス戦でヒント出しすぎ
こっちが試行錯誤してあっこれだ!って思ったころに「リンク、○○を利用するんだ!」みたいなヒントを出してきて、いまからやろーとしてたのにー!あーあー!もーやだ!ってなる。ほんとこれはクソでした。
・(すこしネタバレ)厄災が起きた後の英傑達の物語が全員同じ
いやいやいや、みんな同じことを言うんですが?雑すぎませんかね?もうちょっと話ねりません?
・(すこしネタバレ)神獣の攻撃が全部同じ
いやいやいやいやいや、それぞれ役目もたせましょうよ?形違うのに、なんで攻撃までおなじなの?最終決戦を前にしてそこでけっこう萎えました。
・私の手違いではあるものの、まちがってAmazonでWiiUダウンロード版を買ってしまったけど返金してくれなかった。まじつらい。完全に金どぶ。まだダウンロードしてないんだから返金してくれたっていいじゃない!!
こんなかんじですかね。
いやそこそこ不満点はありますけど、それを補って有り余る神ゲーなんでやって損はないですよほんと。
最後に技術者視点で見たこと。
・草力が高い。トゲトゲしいけど。
・ぱっとみforwardシェーディングっぽいけど、deferredも組み合わせて描画してるっぽい。
少なくともポイントライトはdeferredでかつ縮小バッファにかかれてるっぽい。少ないGPUリソースでかなりがんばってる感じが見て取れる。
・そして驚くことにこのスペックでスクリーンスペースのリフレクションまで実装してる。解像度粗いし、ダンジョン専用処理っぽいけど。解像度荒くて、反射の距離が短くても結構それっぽく見えるもんだなと感心した。初代DSがでたときにアンチエイリアスがかかってるのを見たときぐらい驚いた。すごい。
・海面の反射はスクリーンスペースリフレクションではないと思う。簡易なシェーダーで低解像度に鏡面を描いてるくさい。
・雲はパーリンノイズを2・3層重ねてプロシージャル生成かな?ボリューム感はあまり感じないけど必要十分といった感じ。ブラッディムーン時の速い雲の流れが非常に怖い。
・よく見ると影はあんまり遠くまではかいてないっぽい。
ローンチにしてハードウェアを限界まで使ってるよなぁ・・・。サードパーティあとから出しづらそう・・・。
虹がきれい。オーロラが見れることも・・・。
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