2012年8月7日火曜日

Newスーパーマリオブラザーズ2 ・ 鬼トレ感想


 3DSLLと同時にNewマリオ2と鬼トレを買って約一週間ちょい、ひと通りプレイできたので簡単に感想を書こうかと。

■Newスーパーマリオブラザーズ2
http://www.nintendo.co.jp/3ds/abej/index.html

今作の中では一番のきもちいいギミック

 一言で言ってしまえば、期待はずれ。
 「コインがジャラジャラでうひょーい!」というゲームを期待していたのだが、体感でせいぜいいつもの2倍くらいしか出てこない。というか、「コインx10」などと倍率のかかった形で取れるものが大半で絵的にコインがたくさんという演出はかなり限られており、カウントされるコイン数に対して体感で得られるコインの数はかなり少ない。

 また今作は「大量のコイン」というテーマでコインを集めることにプレイ動機が設定されているが、そのせいで、全体的にテンポが悪くなっている感じがする。いつもより多くのコインを取らなくてはいけないのであれば、ある程度近づいたらコインを吸引するようなシステムを入れるなどして、ゲームのテンポをなるべく崩さないですむような工夫を入れるべきだった。

 練り込み不足を感じざるを得ない。
 駄作とまでは言わないが、せいぜい凡作がいいところ。

 あと、これはより個人的な感想だが、2Dマリオの慣性のかかりまくった挙動はストレスがただただ貯まるだけで辛い。
 そして、壁ジャンプが糞。3Dマリオだと必須テクニックだが、2Dマリオだと誤爆で死ぬことのほうが多い。

 クリアーはしたが、数々のストレスにより、これ以上やりこむ気力が起きない。

 結論としては、私はこのタイトルをあまりおすすめしない。


ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング
http://www.nintendo.co.jp/3ds/asrj/index.html

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

逆にこちらは期待以上に面白かった。
 今作は前作とは違いそれぞれのトレーニングが一つのミニゲームとして面白い。
 というか、鬼計算が楽しい。私のポップンミュージック全盛期の頃をフラッシュバックさせるワーキングメモリの酷使で脳汁が出る。音ゲー好きな人は鬼計算も根っこが近いので楽しめるのではないだろうかと思う。
 そして、今作はすれ違いも熱い。対戦は最高成績による勝敗の決定で能力差がガチで出てしまうので凹むこともあるが、能力が近い人はライバルとして設定されるので、いつか打ち負かしてやろうというモチベーションになる。
 これまでのDSソフトの中でも1,2位を争うレベルのすれ違い通信の有効利用だと感じている。

 ただ、気にならない点がないわけではない。
 まず、ある程度慣れてくると、教授のセリフが煩わしくなってくること。早送りができるとはいえ、インターバルができてしまうため、テンポが少し悪い。もうすこしサクサクプレイをさせて欲しかった。
 また、今作には賞状と言う名で実績システムが実装されているのだが、「○○鬼トレを7日間連続でプレイ」系は最悪な実績だと感じた。この実績のせいで、最大で8個もの鬼トレをすべて一日でこなさなければならない事になり、ピーク時は苦痛でしかなかった。
 まぁ、「実績を無視」してしまえば、無いに等しい欠点ではあるが・・・。
 実績はプレイするモチベーションを大きく上げてくれる作用と同時に、(頑張ればできそうなことは)やらなければいけない義務感を発生させてしまう副作用があるので過信は禁物だ。

 で、効果はあるのかって?

 わからんちん(^ω^)

 まぁ、成績は徐々に伸びてきてはいる。が、壁にぶつかって息苦しい状態。

 このゲーム、1ヶ月以上プレイするとプレイデータを川島教授の研究室に提供する(事ができる)機能がついているようなので、そこで集まるデータからどのような効果があったのかをさらに研究してくれるのだろう。結果報告に期待したい。

 といったところでしょうか。
 もしもあなたが少しでも気になっているのであれば是非ともプレイしてみてほしいタイトル。
 毎日少しずつプレイするゲームなのでパッケージ版よりも、多少高くつくがDL版をおすすめしたい。



 


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