2010年7月3日土曜日

初音ミク Project DIVA Arcade

 計7回ほど、ロケテ入れて10回ほどプレイしたので、インプレッション。

■ゲームプレイ
 同時押しと、ロングノートが追加。
 どちらも他の音ゲーでは脳内麻薬を分泌してくれる素晴らしいファクターなので期待。

 同時押しは、少なくとも私がプレイした楽曲では、比較的直感的にボタンの位置がわかりやすい配置で出てくるので好感が持てた。
 同時押しに関してはボタンがわかりにくい問題が気にかかっていたので。
 非常に良いと思います。

 ロングノートは一目わかりにくい(マークにHOLDと出るだけだし、HOLDしないといけない時間もマークだけではわからない)。
 というか、HOLDの長さが曲にまったくあわせていない。というか、一律同じ時間くさい。
 この仕様に関しては馬鹿じゃないの?といわざるを得ない。
 HOLDは長押ししてる間だけボーナススコアが加算されるだけなのでHOLDしなくてもコンボはつながるので最悪無視することも可能だが、ボーナスが加算されるなら押さざるを得ないだろう、しかし、長さがあっていないため曲への没入度を損なってしまう。
 なんか「やっつけで実装しました」感を感じる。ないよりはマシか?

 あと、クリアトライアルという、ポップンのチャレンジモード的なものが実装されていた。
 「クリアトライアル」「グレートトライアル」「パーフェクトトライアル」の3種類があり、その名通りの結果を出すと、追加のボカロポイントを取得できる。そのかわり失敗すると、ポイントを没収されてしまう。
 通常だとポイントがたまるのがかなりスローペースなので、積極的に利用してポイントを効率よくためていきたい。
 デメリットもあるのでゲームに緊張感もうまれるのが悪くないね。

 で、アーケードも処理落ちなしでプレイできるのはよい。こちらもFINEの判定がまともになってると思う。

■インターフェイス
 ボタンの配置はロケテのダメ配置のままだった。
 せめて、△と□は逆にすべきだった。今更もう遅いが。
 もちろん、PSコンと同じひし形配置になっているのがベストだが。
 ボタンコンフィグがあれば、救われただろうに。今更もう遅いが。

 なぜ、PSP版のDIVAが音ゲー初心者にも受け入れてもらえたかって、PSコンの配置が比較的にみんな覚えていてくれているからであって、アーケードのような配置にしてしまってはポップンミュージックと同じく、初心者に最初の壁ができてしまうと言わざるを得ない。その壁はポップンほど高くないが。

 そして、DIVA2nd対応を意識してないよね、あの配置。DIVA2ndの新要素は取り込むつもりはないのかしら?

 ボタンの大きさが当然ながらPSPとは違い非常に大きいので、連打系の譜面がとてもプレイしやすくなっているので助かる。
 PSPのミクは、最終的には連打に疲れさせて難しくするという、駄目な方向の難易度調整だったので、この改善はとても良いだろう。

 ポップンミュージックとは違い、カーソル移動用の(<)(>)ボタンが他に用意されているのは好感が持てる。
 ポップンのインターフェイスは、ボタンを使い回ししてるせいで、初心者にはわかりにくい。

 メニュー操作などはタッチスクリーンとの併用になるが、最初それに気付かず、難易度変更方法がわからなかった。

 イヤホンに対応してるのは◎。アーケードで音ゲーをプレイしていて一番頭に来るのは音が聞こえないことなので。
 ただ、0.6mのイヤホンだと届かなかった。もう少し高い位置に端子を用意してほしかった、というのは私のごく個人的な要望。
 仕方がないので1.2mのイヤホンに買い換え。


■曲
 新曲が結構ある様子。
(そして、新曲にはどうも私の知ってる曲がない様子。ありがたい。けど、知ってる曲もいくつかほしかったけど、そもそも知ってる曲があまりないのでいたしかたがない。)
 譜面もほぼ一新されてる様子。

 難易度ごとに曲があったりなかったりするのは×。曲が探しにくい。
 全難易度の譜面を作るのが大変なのはわかるので、全難易度用意しろとまではいえないけど。
 ただ、どの難易度を選択しても曲リストには表示されていて、プレイできないのは暗くなってて「この難易度ではプレイできません」としたほうがよかった。
 今のままでは目的の曲がどこにあるのかわからない。
 そりゃ、やりこめば、場所ぐらい覚えるかもしれないが、そういうユーザビリティの低さはアーケードの怠慢だろうと感じる。

 ポップンもそうだけど、曲がさがしにくいのはほんと困る。曲が多くなってしまうのはアーケードだから仕方がないのだけれども、もっとどうにかならんものかと。たとえば、自分のお気に入りリストを作れるとか。
 曲を探すのに時間を食うので、回転もその分遅くなってると思うんだけどなぁ・・・。
 音ゲーって最初こそ、いろいろな曲をプレイするけど、最終的に決まった曲に収束することが多いから、おきにリストは効果があると思うんだけどなぁ。
 さらにおきにリストが複数個作れればもうそれで十分な気がする。
 あとは、jubeatみたいに曲のソート機能もあると便利。


■モジュール
 プレイするごとに、ボカロポイントをもらえるので、そのポイントと引き換えにモジュールを購入するシステム。
 どうやらプレイ開始時に50ptぐらいもらえるらしい。
 私がためしに交換してみたリンのモジュールの値段が50ptだったので、最初に1個は特別プレゼントといった感じなのだろう。

 PSPとは違い、曲は自由に選択できたうえで、自分の好きなものを得られるので、PSPのスイムウェアのようなひどい作業感はなくなると思う。たぶん。
 あと、実績でもらえるモジュールがあってもよかったのでは?(もしくはあるのかな?いかんせん、2回しかプレイしてないので。)


■私感
 同時押しの追加要素はうれしい。ロングノートは微妙だったけど、無いよりはましと思うことにする。
 音ゲーとして十分なものになったといえるだろう。
 ボタンが糞配置なのは、もうしかたない、もうユーザーがリマップするしかない。
 すくなくとも、10回程度のプレイでは、あいかわらず、△と□で逆に押してしまうことがある。ブラインドタッチにはまだまだ修行が必要だ。

 個人的には、モジュール全制覇するぐらいまで遊びたいなとは思ってるけど、モジュールは異様に多いし、ボカロポイントがたまる速度もなかなかスローなので、そこまでモチベーションが保てるかわからない。
 それに、Diva2も出ちゃうし。

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